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■ お客様インタビュー - 高圧化工株式会社 常務取締役千葉工場長 遠藤隆夫様、蒸着課課長 石毛充様

お客様インタビュー 高圧加工(株)様
プラスチック容器の製造を行っている高圧化工株式会社千葉工場様は、2009年4月に空調設備のスケール除去を行いました。業者の選定をした常務取締役 千葉工場長 遠藤隆夫様と設備のある蒸着課 課長石毛充様に、依頼までの経緯や、実際の作業を終えての感想などを詳しくお伺いしました。
目次
  1. 工場内の空調設備のスケール除去を依頼
  2. 空調の不調で、製品にも影響が出ていた
  3. 様々な対策をしたが、あまり効果が出なかった
  4. 決まりかけていた業者を断り、アイエスケイ商会に依頼
  5. 技術力があれば、個人事業でも関係ない
  6. 作業の経過写真など報告もしっかりしてもらえた
  7. スケール除去後、これまでとの違いがはっきりと見えた
1.工場内の空調設備のスケール除去を依頼
― 本日はよろしくお願いします。
まずは、高圧化工様について教えていただけますか?

遠藤常務: 私どもは、プラスチック容器を製造している会社です。化粧品容器が主で、その他に体外検査薬容器や 食品容器などを手がけています。
製品の設計から、プラスチックの成形と印刷、ホットスタンプ、シュリンク加工、真空蒸着、UV塗装 などの加飾や、組み立てまでを一貫して行っています。

成形工場、各種加飾や組立工場など複数の工場棟がありますが、その中のひとつ、真空蒸着工場にある 空調設備用チラーのスケール除去をアイエスケイ商会さんにお願いしました。

― 機械の冷却装置等ではなく、工場内の温度管理をする空調設備ですか?

石毛課長: 冷房に使用するチラーですね。そのコンデンサーの詰りを除去してもらったんです。

遠藤常務: 一般の工場ではパッケージ型の空調設備を使っているんですが、真空蒸着工場では、塗装装置が複数台あって、その塗装装置は使用時に大量の排気をしているんです。
ですから、普通の空調設備では間に合わないので、ちょっと特殊な大風量の空調設備を使っているんですよ。

2.空調の不調で、製品にも影響が出ていた
― 真空蒸着工場の空調設備の調子が良くないと感じたのはいつ頃からですか?

石毛課長:
調子が悪いというのは、10年くらい前から徐々に(笑)
実際に製品に影響が出始めたというのが3年くらい前からです。

― 製品に影響が出るというのはどういうことですか?

遠藤常務:
特に問題なのは湿度なんですよ。
真空蒸着でアルミニウムを飛ばす前に基材に塗装を行い、金属を飛ばした後にまた塗装を行う工程にな るわけですが、特に梅雨時で湿度が高いと“ブラッシング”という塗装表面に空気中の水分が結露して、 乳白色のにごりや、くもりが生じる異常が発生するんです。

― 空調の調子が良くないといっても、原因はいろいろと考えられると思うんですが、スケールが原因だということはすぐにわかったんですか?

石毛課長:
この空調設備は、 水を循環させて冷却をするんですが、その水量が少なくなっていたので、配管の詰りだということはすぐにわかりました。

遠藤常務: クーリングタワーというのがありまして、水を循環させて、水の温度を下げるんです。
その水量が非常に少なくなっていたんですよ。
水量が少なくなるので、チラーの冷却効果も低くなりますし、そのチラーの配管についているスケール自体も断熱材になってしまって、余計に熱交換ができなくなっていんたんです。

3.様々な対策をしたが、あまり効果が出なかった
― 製品に影響が出るようになってきたのが3年前からとのことですが、今回アイエスケイ商会にご依頼になる前に何か対策はされましたか?

石毛課長: 色々とやってみたんですよ。業者さんにもお願いしましたし、自分たちでも、スケールを剥離しようとしたんですが、結局、際立った効果が出なかったんです。

遠藤常務: 自分たちで、配管(チューブ)内のスケールを削り落とすことも何回かやりました。
業者では、ウォータージェットという水圧で落とすものも試しましたが、表面が少し取れただけでしたね。
処理をしたら、一時的に少しは効果が出るんですが……

チューブを2、3本ダメにしてもいいから、特殊な刃を作ってスケールを削り落とそうかとも考えていたんです。

4.決まりかけていた業者を断り、アイエスケイ商会に依頼
― どのようにしてアイエスケイ商会をお知りになったんですか?

遠藤常務:
インターネットで探しました。

― スケール除去をする業者は、他にも色々あったかとは思いますが、千葉近辺の会社ではなく、長野県のアイエスケイ商会を利用しようと思ったのは何故ですか?

遠藤常務:
実は、アイエスケイ商会さんにお願いをする前に、ほとんど決まりかけていた関東の業者があったんです。
そこは、特殊な液で処理をするところで、見積もりももらっていました。価格も高めだったんですが、そこにお願いしようかと思っていたんです。でも、どうしても納得できない感覚があったんですよ。
なので、改めてインターネットでスケール除去の業者を探していたんです。

― 依頼しようと思っていた関東の業者が納得できないというのは、どのような点ですか?

遠藤常務:
その業者は、洗浄液は提供するが、基本的には洗浄作業はそちらで行ってくださいということでした。 こちらで洗浄効果を確認しながら作業を行うことに抵抗があったということです。

― アイエスケイ商会に依頼をしようと思った点はどこですか?

遠藤常務: ホームページに事例の写真が載っていて、その写真の中に、チューブの洗浄があったんです。
うちが頼みたい内容が丁度チューブの洗浄でしたから、お願いできるかな、と思いまして。
それに、私が長野県出身なので、長野県の人に悪い人はいないだろうと(笑)

見積もりをお願いしたら、価格も安かったですしね。

一番は、問い合わせをしてからのやり取りの内容でしょうか。

冷却に使っている水は、井戸水を利用しているんですが、その水質のデータを下さいとか、実際のスケールのサンプルを送ってくださいと言われたんです。

実際のスケールがどんなものか見てみないとわからないですよね。
そういうことをきちんと伝えてくれたので、信頼できそうだと感じたんですよ。

あと、今までの業者では、クーリングタワーから、空調設備全体をやっていただいていたんですが、今回は、(アイエスケイ商会)小林さんから、一番肝心なチラーの部分だけを集中して洗浄しましょうと提案してもらったんです。
当然、薬品の量も少なくて済みますしね。

石毛課長: 前の業者ではそういったサンプルが欲しいというような要望がでたことはありませんでした。アイエスケイ商会さんがはじめてだったんですよ。だから、余計にそういう点が信頼できましたね。

― 小林さんにお伺いしたいんですが、ご依頼をいただいた会社には、通常今回のようにサンプルを送っていただくんですか?

アイエスケイ商会 小林: お話を進める上で、送っていただいたサンプルで、何種類かの薬剤で溶解テストをして、利用する薬剤を決めるんです。
ヒアリングするだけでは、なかなか実際にどの薬剤をどれくらい必要になりそうかということはわかりづらいこともありますから。
前もってテストができると、きちんとした結果も出しやすくなります。

でも、実際には、お願いしても、なかなか送っていただけないことが多いですよ。機械を開けて、スケールを削ってという作業は大変なようで……
スケールのサンプルがない場合には、できるだけ詳細にヒアリングをして、どんな状態かを想定してご提案をするんですが、高圧化工様しっかりデータもサンプルもしっかりと送っていただけて、ありがたかったですね。

5.技術力があれば、個人事業でも関係ない
― アイエスケイ商会は、株式会社などの法人ではなく、個人事業ですが、個人との取引ということで不安などはありませんでしたか?

遠藤常務: 当社では、アイエスケイ商会さん以外でも、個人の業者との取引はあるんですよ。
その専門の業者で、きちんとした専門知識と腕があれば、個人か法人かということは関係ありません。
技術力があって、値段が折り合えば、個人事業の方でも問題ありませんね。

― 実際にスケール除去を依頼するにあたって、不安なことはありませんでしたか?

石毛課長: 作業までのやり取りで、かなり信頼はしていたんですが、今までのこともありますから、正直、100%できるとは思っていませんでした。
1日半くらいの作業ということでしたが、実際にやってみて、時間を延長することになっても、延長料金はとらないと言っていただけていましたから、安心はできました。
とにかく、やってみないとわからないという感じでしたね。

アイエスケイ商会 小林: 実物を拝見してたときには、予想以上に頑固な感じだったので、2日でできるかな?と思いましたけどね(笑)

遠藤常務: 結局夜通し作業してもらうことになりましたよね。

6.作業の経過写真など報告もしっかりしてもらえた
― 実際に作業をして、その様子はどんな印象でしたか?

石毛課長: 当初、正直なところ、本当にスケールが除去できるかなという心配があったのですが、 洗浄の方法を丁寧に説明していただけるし、洗浄作業中も洗浄効果を頻繁に薬品で確認しているのを見 て心配は無くなりました。

遠藤常務: 私は、作業に立ち会って、どの工程でどうなるというのを全部写真に撮ろうと思っていたんですよ。
でも、用事があって立ち会うことができなくて、失敗したなと思っていたんです。
そうしたら、(アイエスケイ商会)小林さんが、工程の写真を全部撮ってくれていたんです。

― 小林さんにお伺いしたいんですが、そのような経過の写真はいつも撮影されるんですか?

アイエスケイ商会 小林: お客さんに、経過も含めてすべて報告するようにしています。
たとえばうまく行かなかったとしても、どんな作業をして、どうなったかという経緯はすべてきちんと報告するようにしています。

遠藤常務: 途中経過もきちんと写真でだしてくれたのは、とても助かりましたよ。
それに、どんな薬剤を使ったとか、どんなポンプを使ったとかいうところまで、すべて情報をオープンにしてくれたんですよ。
これを見れば、自分たちでもできるんじゃないかと思うくらい(笑)

今までは、こんなことをしてくれた業者はなかったね。


スケール除去前後の画像

7.スケール除去後、これまでとの違いがはっきりと見えた
― 作業が完了して、空調を付けてみていかがでしたか?


石毛課長:
これまでと全然違う状況でした。
クーリングタワーの水量が全然ちがっていたので、これはいけるな、と。

遠藤常務: クーリングタワーでは、散水管から水を撒いて、回転させながら落とすんです。
ところが、これまでは、水量が足りなかったので、それが回転せずに、チョロチョロと同じところにしか落ちてこないというような状態だったんですよ。
それが、洗浄してもらった後は、充分な水量があるので、しっかりと回転しています。

このクーリングタワーの水の量と、きちんと回転できている様子を見れば、配管のスケールが落ちて、水がしっかりと循環できているという証拠になるんですよ。


― 今回のスケール除去については、ご満足されたということでしょうか?

石毛課長: ええ、今回のスケール除去の結果は満足ですね。
去年までとは、工場内の環境が全然違いますよ。

それに、これまで湿度の問題で起きていた製品不良での廃棄がなくなりました。

遠藤常務: 去年までは、暑くて現場に顔を出すのがいやだったけど、今年は違うからね(笑)

この機械は、設置してから25年経つんです。
その25年分のスケールが2日間の作業でここまで取れたのはすごいと思いますよ。

石毛課長: 設置当初の能力を10とすると、洗浄後9くらいの冷却能力に戻った思います。

遠藤常務: 作業後に(アイエスケイ商会)小林さんから、チェックの結果をもらいましたが、それによると、完全 に通らなかったチューブが何本かあると報告でした。
念のため、うちの方で確認したところ、完全に通 らなかったチューブは2本だけだでした。もう1回洗浄を行えばすべてOKになると思います。

作業前の写真と比べれば一目瞭然ですが、スケールでチューブ下地の銅が見えていなかったのが、今は見えるようになっていますからね。


― 今後、アイエスケイ商会に期待したいことなどはありますか?

石毛課長: 今は、洗浄してもらったチラーを使っていて、ベストな状態ですからね。
シーズンが終わってからどうなっているかを確認してみて……というところですね。

アイエスケイ商会 小林: ぜひ経過を教えてください。



遠藤様、石毛様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※ 取材日時 2009年8月
※ 取材制作:カスタマワイズ